志望校に恋をしよう!

君がどんなに今の自分の力からかけ離れた志望校を目指しているとしても、

その一事をもって、頭ごなしに、

「無理だ、やめとけ!」と言ったりはしない。

千里の道を行こうとする旅人を

遠いという理由だけで止める権利など誰にもないからである。


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むしろ、結構なことではないか、と私は思うのだ。

だいたい、すぐに手が届くような目標を掲げても心に火はつかない。

燃えなくてもできそうだからである。


しかし、誰もが、そりゃ大変だね、無理じゃないか、

というくらいのレベルに挑戦するとなると、そうはいかない。

心をメラメラ燃やして全身全霊でぶつからない限り、

勝利の光が一条も差し込んでこないとわかっているからである。


だから、高い目標を掲げることは

君の命が燃焼する、

君が充実した人生を送る、

君が自己実現に向かう、

ことにつながるからよいことだと思うのだ。


しかし、だ。


ポーズではいけない。

本気になれるものを見いだせないまま、

高い目標を掲げたところで、

所詮は長続きしない。


たとえば、まったく格闘技に興味のない人が

ボクシングの世界チャンピオンを目指すと言ったところで、

周囲が信じない以上に本人が信じないだろう。


信じていないところに情念はありえず、

情念のないところに愛は育たず、

愛のないところで闘いが長続きしないのは当たり前のことだ。


ここでいう「愛」とはアガペー(神の愛)ではなくエロース(価値愛)のことだから、

「恋」に置き換えることもできる。


日本のプロ・ボクシング界に、

かつてエディ・タウンゼント(ハワイ出身/日系二世)という名トレーナーがいた。

藤猛、海老原博幸、柴田国明、ガッツ石松、友利正、そして井岡弘樹。

彼らは故エディさんが育てた6人の世界チャンピオンである。


彼は次の言葉を遺している。


ボクシング、LIKEの人は大勢いるの。

でも、LOVEの人は少ないの。

世界チャンプなりたければLOVEでなければね。



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世界チャンプになれる人となれない人の差はこんなにわずかなの。〜エディ・タウンゼント


愛がないと頂に立てないのは受験も同じである。

自分を愛し、自分の未来を愛し、そして志望校に恋をしよう。

その恋がホンモノならば、勉強はもはや苦ではない。





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